VRChatで弾が当たると反応するモブを作る
このチュートリアルは、上の3つのチュートリアルの続きになっています。
上の3つのチュートリアルで既に説明した部分は省略しています。
Fighting Motions Vol.1 - Asset Store
このチュートリアルを始める前に、この無料アセットをインポートしておいて下さい。
戦闘用のモーション集です。
まず、前回のチュートリアルで作成した青人形に、アニメーションコントローラーを追加していきます。
アニメーションコントローラーを追加したら、それをダブルクリックしてアニメータータブを開き、そこに待機モーションをドラッグします。
待機モーションをドラッグしたら、次はやられモーションをドラッグします。
この時、「Entry」が「待機モーション」に繋がっているようにして下さい。
置いたモーションの上で右クリックを押すと「MakeTransition」というのが出るので、それで待機とやられのモーションを相互に繋いでいきます。
左上のParametesタブから、「+」のマークを押して「Trigger」を追加します。
(「+」のマークに赤丸をつけるの忘れてましたが、そこを押してください)
そうすると新しいトリガーが追加されるので、「やられ」と名前を付けておいて下さい。
次に待機モーションからやられモーションへの変化を設定します。
中央の「Has Exit Time」にチェックが入っていると、待機モーションが一区切りついてからやられモーションに移行するのでタイミングが変になってしまいます。
なのでオフにしておいて下さい。
下の「conditions」の+を押して、「やられトリガー」を設定します。
これで、「やられトリガーが発動するとやられモーションへと移行する」という設定になります。
アニメーターのトリガーは「自動でOFFになる」性質を持っているので、戻りは特に設定しなくてOKです。
「Has Exit Time」のチェックさえ入っていれば、やられモーション終了と同時に、自動で待機モーションへと戻ります。
これで、「やられトリガーが起動するとやられモーションをとる」というものを設定できたので、あとはそのトリガーを起動する準備をするだけです。
まず、青人形に当たり判定を追加します。
青人形の身長が1.8mくらいで、Unityの数字が1=1mで設定されているので
それをイメージすると数値の設定がやりやすいです。
重さを気にしなければ、メッシュコライダー等でも大丈夫だと思います。
当たり判定を設定したら、前回の的と同じようにトリガーをオンパーティクルに設定して
アクションを「Animation Trigger」に設定します。
「Animation Trigger」に設定したら、アニメーターを持ったオブジェクト(青人形)をドラッグして
「Trigger」の項目に「やられ」と記入します。
これで、「パーティクルが当たるとやられのアニメータートリガーが起動する」となり、やられのアニメータートリガーが起動するので青人形は撃たれるとやられモーションをとるようになります。
テストプレイをして、銃で撃つと反応するようになっていれば成功です。
以上です。お疲れ様でした。
次は棒で殴れるようにしたり、やられボイスも追加してみたいと思います。