VRChatで棒に触ると反応して声を上げるモブを作るチュートリアル
タイトルがなんか変な感じがしますが、変な意図があるわけじゃなくてそのまま書いたらこうなっただけです。はい。
このチュートリアルは、下のチュートリアルの続きになっています。
このチュートリアルを始める前に、下のサイト等で
お気に入りのダメージボイスをダウンロードしておいて下さい。
それでは始めます。
まず、接触判定のある棒を作ります。
ただの棒にPickupをつけてもいいのですが、せっかくなのでGripを設定して、持ちやすいようにしています。
このあたりは銃でやったことと同じです。
棒のコライダーの「Is Trigger」のチェックを入れます。
これを入れるとコライダーがTrigger化し、イベントの起動等に使われるようになり、
物理演算の接触判定は消えます。
上の図では物理演算の接触判定が消えたことを「Is Kinematic」をオンにすることで対処してますが、キネマティックをオンにしたくない場合は、トリガー化してないコライダーをもう一つ別に用意して下さい。
これで棒の設定はできたので、青人形の設定に移ります。
青人形にトリガーを追加して、起動する条件を「OnEnterTrigger」にして下さい。
「OnEnterTrigger」にしたら、レイヤーの設定を「Pickup」に変えます。
これで、Pickupレイヤーのトリガー化されたコライダーと反応すると動作するようになりました。棒はPickupレイヤーなので、棒に触ると動作します。
あとは、Actionsに前回と同じようにやられトリガーを設定して下さい。
次はやられボイスの設定をします。
まず、「Play On Awake」をオンにしていると勝手に叫ぶので、オフにして下さい。
次に、人間の声は届く距離は(たぶん)10mくらいなので、「Max Distance」を10mに設定します。
これで10mより離れると声は聞こえなくなります。
声の設定をしたら、「Actions」に「AudioTrigger」を追加します。
これは文字通り、音声を再生するトリガーです。
Receiversには、音声ファイルではなく
オーディオソースを持ったオブジェクトをドラッグします。
これを銃と棒の両方のトリガーで同じ設定をすれば完了です。
これでテストプレイをすると以下のようになります。
— でゅら (@Dulla_vrc) August 10, 2018
これでチュートリアルは終了です。お疲れ様でした。